名古屋市の粗大ごみが、**2026年10月1日の収集分から変わりました。**この記事は10月16日に市の最新案内と照合しています。変更点は2つです。
- 粗大ごみの定義が「30センチ角を超えるもの」から「容量45リットルの指定袋に入らないもの」へ変更
- 処理手数料の区分に 2,000円と2,500円が新設され、品目ごとの金額が見直されました
値上げの話として語られがちですが、実際には上がる品目と下がる品目の両方があります。シングルベッドは1,500円から1,000円に下がり、スプリング入りマットレスは1,000円から2,000円に上がります。
これから出す方は、改定後の手数料と次の収集日を確認してください。 収集は月1回で地域ごとに日が決まっています。以下の旧料金は比較用で、現在申し込む際には利用できません。
1. 現在の対象は「45リットルの指定袋に入らないもの」
| 2026年9月収集分まで | 2026年10月収集分から | |
|---|---|---|
| 粗大ごみの定義 | 30センチ角を超えるもの | 容量45リットルの指定袋に入らないもの |
判定の基準が「大きさ」から「袋に入るかどうか」に変わりました。45リットルの指定袋に収まり、口をしっかり結べるものは、可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチック資源として出せます。
注意点が1つあります。**袋の口が結べない出し方は粗大ごみの扱いです。**具体的には、
- ガムテープで口を留めている
- 袋を2枚使って上から覆いかぶせている
この2つは、市の案内で明示的に「粗大ごみとなる」とされています。
また、45リットルの袋に入らなくても粗大ごみにならない例外品(かさ・食器・調理器具・清掃用具の一部)があります。逆に、袋に入っても工場での処理が難しいもの(コンクリートブロック・レンガ・瓦・ダンベルなど)は別の扱いになります。
2. 手数料の新旧一覧(主な品目)
2026年9月までは250円・500円・1,000円・1,500円の4区分でした。改定後は2,000円と2,500円が加わり、6区分になりました。
手数料が上がった品目
| 品目 | 2026年9月まで | 2026年10月から |
|---|---|---|
| マットレス(スプリング入り) | 1,000円 | 2,000円 |
| ベッド(ダブル以上・2段以上) | 1,500円 | 2,500円 |
| 食器棚(最大の辺120cm超) | 1,500円 | 2,500円 |
| 物置(解体した状態) | 1,000円 | 2,500円 |
| 電子オルガン | 1,500円 | 2,500円 |
| 仏壇 | 1,000円 | 2,000円 |
| 電子ピアノ(脚付き) | 1,500円 | 2,000円 |
| たんす(最大の辺120cm超) | 1,500円 | 2,000円 |
| たんす(最大の辺120cm以下) | 1,000円 | 1,500円 |
| 食器棚(最大の辺120cm以下) | 1,000円 | 1,500円 |
| 洗面化粧台 | 1,000円 | 1,500円 |
| 自転車 | 500円 | 1,000円 |
| 食器洗い乾燥機 | 500円 | 1,000円 |
| 湯沸器 | 500円 | 1,000円 |
| 物干し台(支柱・重りを含む) | 500円 | 1,000円 |
| 鏡台(いすを含む) | 500円 | 1,000円 |
| 水槽(最大の辺100cm以下) | 250円 | 500円 |
| 三輪車(幼児用) | 250円 | 500円 |
| カラーボックス(最大の辺120cm以下) | 250円 | 500円 |
手数料が下がった品目
| 品目 | 2026年9月まで | 2026年10月から |
|---|---|---|
| ベッド(シングルサイズ) | 1,500円 | 1,000円 |
| ソファー(2人用) | 1,500円(応接いす2人以上) | 1,000円 |
| 電子レンジ(単機能) | 1,000円 | 500円 |
据え置きの品目
布団・こたつ布団(2枚まで)250円、物干し竿250円、照明器具250円、扇風機250円、炊飯器250円、掃除機250円、スーツケース250円、じゅうたん(6畳以下)250円、ソファー(1人用)500円、石油ストーブ500円、ゴルフ用具500円、机(両袖)1,000円、流し台1,000円、畳(1畳)1,000円、書棚1,000円・1,500円。
上の表は主な品目を抜き出したものです。**すべての品目と正確な区分は、名古屋市の案内でご確認ください。**表に記載のない品目については、環境局作業課への問い合わせが案内されています。
3. 区分の「測り方」も変わっている
金額だけでなく、サイズの判定方法が変わった品目があります。見落としやすいのはここです。
| 品目 | 2026年9月までの判定 | 改定後の判定 |
|---|---|---|
| たんす | 高さ120cm未満かつ幅90cm未満 | 最も長い辺が120cm以下 |
| 食器棚 | 高さ120cm未満かつ幅90cm未満 | 最も長い辺が120cm以下 |
| 書棚 | 高さ120cm未満かつ幅90cm未満 | 最も長い辺が120cm以下 |
以前は高さと幅の2辺で判定していましたが、改定後は最も長い辺の1つだけで決まります。奥行きが長い家具は、これまで安い区分だったものが上の区分に入ることがあります。
4. これから出す方の申し込み・収集日確認
改定前の9月収集分への申し込みは終了しています。現在の手数料は上の表を目安に、受付時の案内で確認してください。
名古屋市の粗大ごみ収集は月1回で、地域ごとに日が決まっています。 品物と寸法を確認し、粗大ごみ受付センター(0120-758-530)またはインターネットで申し込みます。案内された手数料納付券を購入し、収集日・排出場所・出す時刻を確認してください。
申し込みの締め切りや変更手続きは、市の粗大ごみの分け方・出し方でご確認ください。退去日までに間に合わない、室内から運び出せない場合は、料金表と無料相談フォームもご利用いただけます。
5. 変わらないこと:家電4品目は今回の改定に関係しない
**エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)**は家電リサイクル法の対象で、もともと名古屋市の粗大ごみでは収集されません。今回の改定でこの扱いは変わりません。
この4品目は「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の2つがかかります。リサイクル料金はメーカーと品目で決まっており、家電リサイクル券センターの検索で品番から確認できます。
家庭用パソコン、処理困難なもの(ガスボンベ・耐火金庫・消火器・自動車用タイヤ・二輪車など)も、引き続き市では収集されません。
6. 手数料が上がることで、判断はどう変わるか
正直に書きます。**自分で指定場所まで運び出せて、収集日まで待てるなら、改定後でも市の粗大ごみのほうが安いです。**布団・こたつ布団は2枚まで250円です。
判断が変わるのは、次のような場合です。
- 点数が多いとき。 改定後にダブルベッドのフレーム(2,500円)とスプリングマットレス(2,000円)とたんす(2,000円)を出すと、それだけで6,500円になります。搬出の手間は別途かかります。
- 運び出せないとき。 手数料が上がっても、階段から下ろす作業は自分でやる前提です。ここは金額の問題ではありません。
- 収集日まで待てないとき。 月1回の収集日を逃すと、次は1か月後です。
当社の場合、回収の最低総額が11,000円(税込)、軽トラック積み放題は11,000円〜(税込)です。1点あたりで比べれば市のほうが安く、まとめて出すほど差が縮まります。**見積もりは無料で、現地で確定した金額から追加料金はいただきません。**判断の材料としてお使いください。
品目ごとの詳しい手数料と運び出しの実務は、品目から探すページにまとめています。市の粗大ごみと業者の比較は、こちらの記事で整理しています。
出典・確認日:2026年10月16日。 名古屋市「粗大ごみ処理手数料の例」(9月30日更新)、「粗大ごみの対象変更」(10月14日更新)、「粗大ごみの分け方・出し方」(10月1日更新)。申し込み時には最新の案内をご確認ください。
手数料を調べる前に、まだ使う品・売る品を分ける
粗大ごみの手数料と買取価格は別のものです。手数料が高い家具だから高く売れる、という関係はありません。処分を決める前なら、家具の種類や状態をもとに買取可否を相談する選択肢があります。
ソファ・食器棚などは家具の出張買取案内へ。家具と一緒に家電も手放す場合は家電の出張買取案内をご覧ください。売却が決まるまでは、自治体の収集申込との日程の重なりにもご注意ください。
ソファを手放す際の確認事項はソファ買取の写真ガイド、確認済みの金額と作業条件は買取・片付けの実例をご覧ください。